使い方

$.MTAppSetLabel([
  ["セレクタ", "旧テキスト", "新テキスト"],
  ["セレクタ", "旧テキスト", "新テキスト"]
]);

$.MTAppSetLabel() の引数に配列の入れ子を渡します。
引数の配列は次のような３つの項目をもつ配列になります。

セレクタ

変更するラベルをテキストにもつ要素のセレクタを設定します。

旧テキスト

変更前のラベルのテキストを設定します。

新テキスト

変更後のラベルのテキストを設定します。

$.MTAppGetLabel() で配列を生成

MTAppSetLabel に渡す配列を作るためのメソッドとして MTAppGetLabel が用意されています。MTAppGetLabel を実行したページの指定した要素のテキストとその要素を指定するセレクタを $.MTAppMsg() で表示します。

$.MTAppGetLabel(text);

text にはラベルになっている要素を渡します。管理画面のラベルは主に label、span です。複数設定する場合は 'label,span' のようにカンマ区切りで設定します。

例えば、label 要素のラベルを MTAppSetLabel で変更するための設定を MTAppGetLabel で書き出すには、次のコードをブラウザの JavaScript コンソールで実行します。

jQuery.MTAppGetLabel('label');

ブログ記事の投稿画面でこのメソッドを実行すると、次のような結果を得ることができます。

["#entry_fields-label", "フィールド", "フィールド"],
["#entry-pref-field-list label:contains('タイトル')", " タイトル", " タイトル"],
["#entry-pref-field-list label:contains('本文')", " 本文", " 本文"],
["#entry-pref-field-list label:contains('タグ')", " タグ", " タグ"],
["#entry-pref-field-list label:contains('概要')", " 概要", " 概要"],
["#entry-pref-field-list label:contains('キーワード')", " キーワード", " キーワード"],
["#metadata_fields-label", "メタデータ", "メタデータ"],
["#metadata_fields-field label:contains('カテゴリ')", " カテゴリ", " カテゴリ"],
["#metadata_fields-field label:contains('コメント')", " コメント", " コメント"],
["#metadata_fields-field label:contains('ブログ記事アイテム')", " ブログ記事アイテム", " ブログ記事アイテム"],
["#title-label", "タイトル", "タイトル"],
["#editor-header label:eq(0)", "本文", "本文"],
["#editor-header label:eq(1)", "続き", "続き"],
["#tags-label", "タグ", "タグ"],
["#excerpt-label", "概要", "概要"],
["#keywords-label", "キーワード", "キーワード"],
["#status-label", "ステータス", "ステータス"],
["#authored_on-label", "公開日", "公開日"],
["#basename-label", "出力ファイル名", "出力ファイル名"],
["#revision-note-label", "変更メモ", "変更メモ"],
["#category-label", "カテゴリ", "カテゴリ"],
["#allow-feedback-label", "受信設定", "受信設定"],
["label[for='allow_comments']", "コメントを許可", "コメントを許可"],
["label[for='allow_pings']", "トラックバックを許可", "トラックバックを許可"],
["#ping-urls-label", "トラックバック送信先URL", "トラックバック送信先URL"]

この中から変更したい配列をコピーして、新テキストに当たる部分を編集し、MTAppSetLabel に渡すことでラベルを変更することができます。

例えば、次のようにラベルを変更してみます。

• タイトル => 商品名
• 本文（タブ） => 特長
• 続き（タブ） => 備考
• この３つの表示オプションも同様に変更

まず、MTAppGetLabel で得た配列の中で、このラベルの変更に該当するのは以下の配列です。

["#entry-pref-field-list label:contains('タイトル')", " タイトル", " タイトル"],
["#entry-pref-field-list label:contains('本文')", " 本文", " 本文"],
["#title-label", "タイトル", "タイトル"],
["#editor-header label:eq(0)", "本文", "本文"],
["#editor-header label:eq(1)", "続き", "続き"],

そして、「新テキスト」に該当する３つめの要素を編集します。編集する際には、配列の１つめの要素と２つめの要素は変更しないようにしてください。

編集したら MTAppSetLabel に渡します。このとき、これらの個々の配列をさらに配列で囲み、最後の項目のカンマを削除するようにします。

$.MTAppSetLabel([
  ["#entry-pref-field-list label:contains('タイトル')", " タイトル", " 商品名"],
  ["#entry-pref-field-list label:contains('本文')", " 本文", " 特長・備考"],
  ["#title-label", "タイトル", "商品名"],
  ["#editor-header label:eq(0)", "本文", "特長"],
  ["#editor-header label:eq(1)", "続き", "備考"]
]);

このコードを user.js に記述すればラベルが変更されます。